『a distant shore』 |
恋愛に関しての免疫を欠く僕などはイチコロでやられてしまう。
Everything but the girl で知られるTracey Thornのヴォーカルはひどく無愛想だ。
Ben Wattとユニットを組む前の'82年のアルバム『a distant shore』は、彼女の愛想の無さと、その裏に潜む弱さのようなものが感じられて、センチメンタルな気分に浸りたい午後によく合う。
もう10年近く前になるが、Everything but the girlがダンスミュージックに接近した『Walking Wounded』というアルバムを出して来日した時にライブハウスに出かけたことがある。Ben WattのDJプレイだけで1時間も費やされたそのライブはブーイングに包まれた。
みんな、Traceyの声を聴きにきていたのだ。
頼りないギターだけで、愛想を欠いた彼女が切々と歌い上げる『a distant shore』には心をさらわれた。決して彼女のルックスには惹かれないけれど。
ワタシはブス專?そんなことないですよ。
雪枝さん(仮名)とても綺麗です。
Ben Wattもかわいそうに・・・。
「ドラムンベースは21世紀のボサ・ノヴァだよ」なんていってるから・・・。
「21世紀のボサ・ノヴァ」はちょっと言いすぎでしたね。本当にあれだけのブーイングが出たライブは初めてです。私もその夜は当時の彼女と気まずくなってしまいました。
ところでTraceyと雪枝(本名)を比べるのはあんまりですよ。
雪枝は元「ミス辛子蓮根」の準グランプリを分けあったほどの眩さですよ。