アイロン |
自分で言うのもどうか、と思うが僕はアイロンがけがうまい。
この仕事だけは譲れない。
普段、スーツを着る仕事をしているせいもあるが、僕はかなりシャツにこだわりがあるほうだ。
シャツそのものの素材や色、デザインや裁断へのこだわりも勿論だが、それだけではない。たまにクリーニングに出したときのパリパリ感がちょっと苦手で、ボタンや袖の磨耗も激しいので、僕は自分でアイロンを掛けることにしている。
袖や襟、肩の回りはテクニックを要する。
以前、NHK教育テレビで、アイロン掛けの職人が出てきて、その全工程を披露してくれたことがあった。僕はその番組を、まるでヒッチコックの映画を観るように食いついて見てしまったようで、家人に気味悪がられたことがある。
ワンルームの狭いアパートに住んでいる頃から、輸入物の重いアイロンと、立派なアイロン台がそびえたっていた。今ではアーム専用の台まで所有している(意外に使いづらかった)。アイロンを掛けていると、「無」になれる。そういえば靴を磨いているときも同じだ。
将来、自分に逮捕状が請求されたり、高校生の娘の妊娠を知ったり、不治の病を告知されたりしたときは、まずアイロンをかけることから始めると思う。
>袖や襟、肩の回りはテクニックを要する。
ワタシ大の苦手です・・・。もう途中で「完璧だ!!」って言い聞かせて辞めます。
あれものすごい集中力を使うじゃないですか?ワタシ『~ながら』が大の得意ですからだめなんです。
いまもお菓子たべながら、音楽聴きながら、夜中なのにヒトのうちで歌っている友人を罵りながら、コメントかいてます。
一瞬「アイロン」というタイトルの映画があるのか…と思ってしまいました。
多趣味な方ですね、アイロンがけまで極めてらっしゃるのですか。
僕はどちらかというと稲菜さんと同じです。
「もう充分、充分!」と自分に言い聞かせて終わらせる方ですね。
(かといって、彼ほどいろんなことを同時にやれるほど器用でもない)
普段あまりスーツを着ることがないので助かってますが。
「無」になれることはそうそうないんですね、考えてみると。
たまに瞑想に入ることならあります。
以前、良い感じで瞑想に入っていたらぼんやりと文字らしきものが見えてきて。
いや、当然目は閉じている状態です。
そこで「文字を読もうとする雑念」が生じたんですね。
ブチッと切れておしまいでした。
所詮、凡人なんですね。
注)僕は宗教には入ってません。念のため。
しかもメガネをかけるので、そのときはBill Evansのよう・・(嘘です)
「無」なれるときといえば、釣りをしているときでしょうか。
水面をながめてると、釣れなくても満足して帰れます。
ご挨拶に伺ったのですが、どこにコメントしてよいのやら、
いきなりこんな所でごめんなさい。
何かことがあるとアイロンがけをするところ、
なんだか村上春樹の小説を彷彿させますね。
今まで来ていただいた方達(犬メインのブログ)とは明らかに毛色がちがっていらっしゃるので、
改めてパグという犬の、人を魅了する力を痛感しました。
よろしければまたお越しください。
確かに、毛色は違うでしょうね。
よほどミートしない限りつまらないblogだと思いますので、こちらから一方的にお邪魔することになるかもしれません。
今後ともよろしくお願いします。