空想の対象と『TROUBLE MAN』 |
正月が働き通しだったこともあり、1/6~1/10まで5連休を取った。
100kmほど離れた実家に愛犬を返しに行ったくらいで、あとはダラダラと無為に過ごした。
ほとんど空想に明け暮れていた。
この時間が僕には大事なのだ。
この間、考えた対象について。
双子というもの(切実に)、ソウル・ミュージックとカテゴリー、マーヴィン・ゲイの立ち姿、地震の規模、寄付という行為、フランソワ・トリュフォーと雪、ダニー・ハサウェイの声、イチローの思考法、ジャン=リュック・ゴダールへの畏れ、フィーゴのフェイント、ル・クルーゼの威力、優先順位、'80年代のサントリーのCM、TTDの音楽性、デロンギのオイルヒーター、つげ義春と温泉、ドッグイヤー、blogの力、中国とアジア・・・。その他もろもろ。
こんなことを考えていた。空想が一つの形にまとまりつつあるものもあるし、形にならないままに放っておいたものもある。
特に気になったものは、考えをまとめて、そのうちBlogに残すつもり。
今、マーヴィン・ゲイの『TROUBLE MAN』を聴いている。
映画への楽曲提供としては、同時代に発表されたカーティス・メイフィールドの『SUPERFLY』が名盤として名高く、僕もその評価には賛同するが、この『TROUBLE MAN』の出来も素晴らしい。このサウンドトラックをマーヴィン・ゲイの経歴から除外しているプロのライターをよく見かけるが、それは彼への理解が足りないと思う。歌唱こそ少ないが、このアルバムはマーヴィン・ゲイの音楽性を知る上で、絶好の名盤なのだ。
しかしMarvinを深く知る方には「Marvinらしさ」のようなものを随所に感じることができる「絶好の名盤」であることは間違いありません。
私もこのアルバムについて取り上げるべきでしたね。