きのうの夜の小指が痛い |
無理が続くと、身体の衰えを痛感する。
まず、魚の脂が辛くなってきた。特に刺身は少量しか受け付けない。あれほど好きだった中トロの脂も、一切れで充分。お店は「柳町 一刻堂」と「たぐせん」だから、信頼できる。僕の胃腸の機能が弱くなっているのだろう。魚より肉の脂のほうがまだ良いようだ。一昨日の打ち上げでの、「とめ手羽」の質の良い馬刺しの方がおいしく感じられた。
二日酔いが抜けにくい。
以前は正午を過ぎると立ち直っていたのだが、最近は夕方、ヘタをしたら夜まで二日酔いを引きずってしまう。昨日も長距離ドライブしながら、性質の悪い頭痛を引きずり続けていた。
そもそも僕の場合、「追い酒」という悪癖が二日酔いの主因であることはわかっている。
酒宴を終えて自宅に帰り着いてから、一人リビングで「少し飲み足りないな」と、さらに1杯、2杯と飲んでしまうのだ。こんなとき、ほとんど記憶がないし、家族は眠っているから制御が効かない。この状態でブログを更新してしまい、翌日、「え?こんなこと書いたっけ」と思うことも何度もあった。
昨夜、自宅に帰り着くと同時に、テレビを観ていたらしい息子が「お酒をのみすぎると死ぬんだよ。こんどからはお茶とかコーヒーとかお水とかのんだら?」と助言めいた言葉を放った。たじろぎながら「そうだね」と生返事をすると、今度は娘が「ゆびきりげんまん」と小指を差し出した。流れがスムーズすぎるぞ。この小芝居は妻の演出によるものかもしれない。ほんの一瞬だけ逡巡したが、「・・・断る」と背を向けた。愛娘であろうが出来ない約束はしない。デューク東郷に教え込まれた僕の掟だ。
とはいえ、少し気がとがめるのも事実だ。よって今日こそは休肝日にしようと決意し、プレミアムモルツ一缶をこっそりと飲むにとどめた。
歌えた自分に軽く感動しています(笑)
歌詞が言葉少なで濃密で、昭和歌謡の深みを感じさせますね。
ところでこの歌で”甘噛み”にもスキルが要ることを生まれて初めて知りました。
私もいつまでもウブなままではいけないと、何事も学ぶ姿勢を大切にしたいものだと思いました。
J-POPというものは殆ど聴く事がないのですが、たまに耳にしても「よくこんな歌詞を恥ずかしげもなく・・・」というものが多くて、半ば呆れます。だんだん自分探し色というか、自己啓発色というかそんなものが増えていてご指摘のような「濃密」な「深み」を感じません。
小指を甘美に噛ませるような、作者の想像力が欠けてきているのでしょうか。しかしこの小指、本当に手の指だったのでしょうかね。